こんにちは、城山です。
昨日の続きです。
はじめに
昨日は、
ルーチンワークの確立こそが大事
という文章でした。
このブログも、
毎日決まった時間に書くことで、
続けることができています。
決まった時間に起きて、
決まった時間に
決まった場所でブログを書くと、
結構続きます。
でもシュールですね。
周囲には、
あの人、毎日同じ場所に座っているなぁ、
と見えているはずです。
書いている文章は
エロ
なんですけどね。
本拠地を離れての受験
私の地元は東京から遠く離れた田舎町なので、
早稲田や慶應を受験をするためには
東京でホテル暮らしをする必要があります。
だいたい2週間位でしょうか。
新宿のビジネスホテルに滞在しました。
一泊8000円くらいでしょうか。
とはいえ2周間、14日も滞在すると、
それなりの金額になります。
二浪といい、受験といい、
親には大変なお金を使ってもらいました。
家から受験会場に行けると一番いいのですが、
ホテルから受験会場に向かうとなると、
日々のルーチンワークができません。
普段とは違う環境になります。
家なら、普段から使い慣れた机や、
日々つかってきた参考書など
全部整っていますが、
ホテルに全部持っていくわけには行きません。
そこで、
「どの参考書を持っていくか」問題
が勃発します。
ここは、
よく吟味する必要があります。
鑑定士受験生のなかには
ホテルに泊まり込みで受験をされる人がいると思うのですが、
今まで使ってきた教科書などを
全部持っていくことは不可能
ではないでしょうか。
なかには、毎日おおきなスーツケースで
TACに通ってきていた人もいました。
私もスーツケースで通ったことがあります。
でも
そんなに沢山持ってても絶対全部見ない
です。
もちろん、
全部あることで精神安定剤には
なるかもしれません。
でもそれって、
タバコがないと落ち着かないとか、
冷蔵庫にビールが入ってないと
落ち着かないとか、
メンタル的にちょっと弱いですよね。
受験直前に荷物は少なくするために、
すべての情報を一冊の教科書に日頃から書き込んで
情報集約しておきましょう。
打倒・陸の王者
日程的に、慶應が先、早稲田が後だったので、
まずは池袋にある野球界のミスターの
出身大学を受験しました。
当時はこういうカラーギャングが
いるとかいないとかで、
受験時はちょっとビクビクしながら歩いたのは
いい思い出です。
そして、いよいよ慶應義塾大学です。
「慶應BOYか…かっこいいな」
なんて漠然した印象でした。
慶應に入学したらモテるかな・・・
などと浮ついたことを考えてしまいました。
しかし当時は極右城山です、
「女なんぞにモテるなど!腑抜けめ!」
みたいな感じで笑、
やっぱり慶應を蹴って早稲田に合格することが目標なのでした。
慶應にはキャンパスが2つあることすら
よく理解していませんでした。
っていうか、
キャンパスがどこにあるかすらも
知りませんでした。
そもそも慶應を蹴って早稲田に入ることが目的だったので、
よく調べもしていませんでした。
一応、日吉キャンパスだけは前日に下見しました。
これが間違いのもとでした。
まさかの勘違い
初日、法学部の受験でした。
法学部の受験会場は「田町」でした。
三田キャンパス:[慶應義塾] https://www.keio.ac.jp/ja/about/campus/mita.html
受験票にもはっきりと
「三田」
と書いてありました。
しかしなにを勘違いしたのか城山少年は
「日吉」
へ向かったのです。
だって日吉しか知らなかったから。
日吉キャンパスについて、
自分の受験番号がどこにもないことに
気づきました。
当たり前です、
受験は「三田キャンパス」
なのですから。
当時、スマホもない時代です。
タクシー代も持っていません。
受験開始時刻まで1時間もありません。
しかし、
急行に乗ればいいのか、
各停に乗ればいいのか
わかりません。
まじでわかんないんですよ!!!
いまなら、地下鉄に乗って一本!
とわかりますが、
律儀に渋谷まで東横線で戻って、
そこから山手線に乗り換えて、
田町駅に到着して、
そこからダッシュして
三田キャンパスにたどり着きました。
試験開始の10分前とかです。
教室には受験生が整然と座っていました。
その中で、
息を切らして焦りまくりの城山が
到着しました。
もう受験どころではありません。
落ち着いて問題を解くことは
できませんでした。
次の日
翌日、再び日吉キャンパスに向かいました。
今度は、経済学部の受験です。
もう日吉キャンパスなんて慣れたものです。
下見で1回、
法学部受験で1回笑、
3日で3回目です。
余裕でキャンパスに到着し、
万全の体制で受験することができました。
問題も、
「これ簡単すぎやしないか・・・・」
というレベルでした。
小論文も一生懸命書きました。
日吉キャンパスの窓から、
春の到来を予感させる日差しが
差し込んでいたのが
いまでも思い出せます。
合格を確信していました。
おわりに
今日の教訓ですが、
受験会場はちゃんと確認しましょう。
受験票はしっかり読みましょう。
問題もしっかり読みましょう。
ギリギリでの到着は焦るだけです。
もしかしたら、
慶應ボーイになっていたかも
しれませんからね。
結局今日も終わりませんでした笑
今日はこのあたりで。