こんにちは、城山です。
前回からの続きです。
■雑感あり
記事に関する雑感がありました。
「不人気資格の不動産鑑定士が「穴場国家資格」に一変!?」についての雑感 - 不動産実務TIPS https://reatips.info/daiamond-201709/
要は、
試験がむずい、
むずい割に合格しても対したお金もらえない。
じじい鑑定士が引退しないから
若手に仕事が回ってこない、
ですね。
「試験が難しいわりには合格後の夢や希望も抱けない。」
そんな環境じゃ受験者増加など見込めるはずがありません。
ではどうすればいいのか。
政策にはもう頼れない、
既存の仕事での報酬単価は上げられそうにない、
試験は難しい、
八方塞がりですね。
■不動産鑑定業界は生産性が低い?
私は鑑定業界にいないのでわかりませんが、
たぶん、生産性低いですよね?
決して高くはないはずですよね?
なぜか?
皆さんは毎日業務を頑張っているはずです。
皆さんがサボっているから、
生産性が低いのではありません。
非効率な働き方をさせているか、
雇用確保を優先してるから、
実際に働いてる時間の割に儲けが少ない
ってことです。
非効率な働き方とは、
・過剰品質
・そもそも儲からないビジネス
・成果より人間性やマナー、手続き重視の日本的慣習
です。
書いてて思ったのですが、
これは鑑定業界に限ったことではないですね笑
日本「労働生産性」G7最下位、米の2/3(日本テレビ系(NNN)) - Yahoo!ニュース https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20181219-00000090-nnn-bus_all&fbclid=IwAR2EOrgZtAknBpADmrNX-QazXC0ZrDBqP5K4Lphqp40NQVEV35Mscc74a80
■やはり不動産鑑定士を引退させるしかない
定年年齢の引き上げは本当に生産性を下げます。
ちょっと口が悪くなりますが、
体は元気だけど
頭がついてこない60代はやばいです。
もちろん良い部分悪い部分は
あると思いますが。
引退してもらいましょう。
■鑑定評価書を簡素化
みなさんめっちゃ立派な鑑定評価書を
作成しています。
あれ簡素化しちゃいますか。
なんならハンコとかもなくして、
エクセルシートだけ送るとか。
そしたら計算過程とか
全部わかるじゃないですか。
一般的要因の分析とか
読まないじゃないですか。
すでに調査書みたいな感じで
やってるところもあると思いますが。
てかもう紙の評価書はいらないですね。
重いし、保管場所ないし。
もうすでにそうしてるよ、
ていうのなら失礼しました。
■鑑定業界のイノベーションってなんだろう
最近、バズってた、東大を舐めるなシリーズとか見ても思うけど、日本人は、難易度の高いことを多大な努力でやると偉いという根本的に間違った発想がある。学問で偉いのは人類の知の地平線を広げることに成功したやつだけで、それ以外はゼロ価値。ビジネスは儲けてなんぼで、努力も難易度も関係ない。
— Kazuki Fujisawa (@kazu_fujisawa) December 20, 2018
難易度が高い試験に合格して
不動産鑑定士になった、
偉いですよ。
偉いですけど、
ビジネスは儲けてなんぼで、
努力も難易度も関係ない、
ってことですよね。
ここは業界の叡智を結集して、
イノベーションを起こしましょう。
■インタビューしたいです
このブログの読者で、
インタビューを受けても良いという
鑑定事務所にお勤めの30台の方、
いらっしゃったら
インタビューさせてもらえませんか?
「うちの事務所はこんな新しいことをやって儲かっている。」
「うちの事務所は鑑定評価の他にこんなことをやって儲かっている。」
とか聞いてみたいです。
もちろん匿名OKです。
普通は儲かっているなら、
そんなビジネス口外しないですよね。笑
だから業界全体が沈んでしまうわけです。
ギブファーストの精神ですよ!!
社内での評判が上がり、みんなに助けてもらえる「Give First」の心得 | グローバル仕事人のコミュ力 澤円 | ダイヤモンド・オンライン https://diamond.jp/articles/-/183966
■おわりに
いま不動産テックとか
リアルテックとか、
流行りつつありますが、
不動産業界はそもそも古い体質が
こびりついてて基本的に変わることはないと
思います。
ギブファーストで
業界を変えよう。