こんにちは、城山です。
皆さん、田端信太郎さんという方をご存知でしょうか。
私、田端氏が男として大好きなのです。
今は株式会社スタートトゥデイのコミュニケーションデザイン室長という肩書ですが、
大学卒業後、
NTTデータ(馬車馬のように働く)
コンデナスト(業績不明)
LINEの上級執行役員(LINEの爆発的普及)
そして、スタートトゥデイのコミュニケーションデザイン室長に就任、
ゾゾスーツなどの普及に精を出しています。
みなさん、ゾゾスーツ買いましたか?
買う、といっても無料で受け取れます。
自分の全身データがまるわかり。
平均との差もこんなふうにわかります。
そして、自分にピッタリサイズのスーツやTシャツを買うことができます。
[あなたの体型データに基づいた「あなたサイズ」のZOZOオリジナル商品です。]
すごいですよね、このゾゾスーズ。
ビジネス風に言うと、こんな感じでしょうか。
ZOZOSUIT(ゾゾスーツ)を無料配布すること。
それは、
「人が服に合わせる時代から、服が人に合わせる時代」
の到来である。
この商品の哲学は、
「お店に行って、いちいち寸法を取らなくても、自分の体型にフィットした服を簡単に選べる環境であるべき。」
である。
この商品のビジョンは、
「スタートトゥデイは、体型データの活用により、ファッションEC(electronic commerce)の課題である、サイズの不安を解消したい。」
であろう。
ビジョンを叶えるコンセプトとモデルは、
「トップスとボトムスの上下スーツを着用し、
人体のあらゆる箇所の寸法が瞬時に計測でき、
そのデータをZOZOTOWNアプリに保存するシステム。」
そして出来上がった商品こそが、
「ゾゾスーツ
(あなたの身体を瞬時に採寸することのできるボディースーツ)」
である。
これを踏まえたビジネスモデルは、
「計測した体型データを活用し、
ファッションECの課題である 「サイズの不安」 を解消すべく、
商品検索機能やレコメンド機能の更なる充実を図る。」
である。
これにより、
既存顧客の囲い込みにとどまらず、
新規顧客とっても利便性の高いサービスの提供が可能になる。
更にはプライベートブランド 「ZOZO」 でも活用。
こんなところでしょうか。
いやー素晴らしい作戦というか、
勝利確実のビジネスモデルですね。
デザインシンキングでも使っているのでしょうか。
さてその田端氏ですが、最近本を出版しました。
「ブランド人になれ! 会社の奴隷解放宣言 (NewsPicks Book)」
という本です。
ぜひ手にとって読んでみてください。テンションが超上がります。
ブランド人になれ! 会社の奴隷解放宣言 (NewsPicks Book)
ブランド人になれ! 会社の奴隷解放宣言 (NewsPicks Book) [ 田端信太郎 ]
- ジャンル: 本・雑誌・コミック > 人文・地歴・哲学・社会 > 宗教・倫理 > 倫理学
- ショップ: 楽天ブックス
- 価格: 1,620円
田端氏は言います。
「今ほどブランド人になるのが簡単な時代はない。
そのためには、まずは圧倒的に努力し、圧倒的な仕事の量をこなせ。
量は質に転化する。
若くて貧しくて無名であるやつが、革命を起こす。
周りを熱狂の渦に巻き込み、自らのプロジェクトによって
世の中に「問題提起」という大輪の花火を打ち上げろ。
ブランド人は孤独を恐れない、社畜の群れからの抜け駆けだ、孤高の存在だ。
自分にとって特別な人(例えば社長とか)に、あいつは面白い、と思われろ。
組織の力をうまく利用し、会社をアンプのように使い、君のギターソロを多くの人に届けろ。
落ちるとこまで落ちたら、イノベーションによって起死回生できるチャンスがあるかもだ。
踊る阿呆に見る阿呆、同じアホなら踊らにゃ損損。
死ぬこと以外かすり傷、悪名は無名に勝る。
人間国宝も、最初は下手クソだとなじられ、
ボロクソなまでに屈辱を味わった。
しかし、その人が芸の教えを正しく学び、尊重し、自分勝手にならなかったからこそ、
重要無形文化財として称えられ、万人の師匠となった。」
いちいちしびれますね。
鑑定士試験も、鑑定士になってからも、同じです。
不動産鑑定士で、
誰しもに名前を知られている不動産鑑定士
はいるでしょうか。
ブランディングできている人はいますでしょうか。
私は知りません(教えてください。)
私も、匿名でいまはブログを書いていますが、
不動産鑑定士でブランド人になりたい。
不動産鑑定士で、秀でた、というか差別化といえばいいでしょうか、
独自化している人はいません。
これは、発送を転換すると、
「今ほどブランド人になるのが簡単な時代はない」
ということではないでしょうか。
試験勉強中のみなさんも、
修習中のみなさんも、
不動産鑑定士として活躍している先生も、
みんながんばりましょう。
私も圧倒的な文章をこれから書いていきたいですし、
いまは30台だから元気もあります。
お金もありません。
ブログも無名です。
でもこのブログを始めたこと、
同時にこの本に出会ったこと、
やったもん勝ちのこの時代に生まれてよかったのかもしれません。
二度、田端氏の講演会に行ったのですが、
ほんと楽しそうなんです。
箕輪さんとゆうこすと混じったりして、
好き勝手なこと喋って、それが大ウケで笑、
私もブランド人目指してがんばります。
いつかは田端氏と対談するのだ。
#田端信太郎 #ブランド人になれ @tabbata @minowanowa