こんにちは、城山です。
実務修習
不動産鑑定士になるためには、「実務修習」を受け、「修了考査」合格、が必要なわけですが、
そこにむかって、23類型の「内訳書」なるものと、
いくつかの「鑑定評価書」と、
「修了考査用の論文」の提出が必要です。
で、その内訳書のうちどれかを題材にして面接をして、OKが貰えれば
はれて不動産鑑定士に登録可能となります。
なお登録にはお金がかかります。たしか2万くらいだったと思います。
内訳書は、一度に23類型全部の提出は無理なので、
何回かに分けて提出します。
鑑定評価書も同様で、何回かに分けて提出します。
内訳書の一部ですが、こんな感じですね。意図的にわかりにくくしています。
結構面倒ですが、鑑定士としての、基礎の基礎の基礎が学べます。
鑑定理論の実践ですね。
区役所や市役所とかに行って、不動産に関する調査することを役所調査、
略して役調、などと言っていましたが、
実際に通じるのかどうかはわかりません。
で、不動産の現物を見に行きます。
内訳書は、農地だったり、工業地の鑑定評価も含みます。
レンタカー借りて山奥の農地を見に行ったり、空港近くの工業地を見に行ったり、
はたまた、業務高度商業地を見に行ったり、、、
いろんなところに行きました。
論文式試験の合格者、100人くらいいるので、
実務修習の同期で集められて、勉強会して、その後飲みに行って、仲良くなって、
いまでも関係が続いている人もいます。
有志で勉強会とかしてまして、とても刺激になります。
実務修習、とても良い思い出です。
民法の勉強
下記サイトをしょっちゅう見ていました。
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説明がわかりやすいですよ。
テキストとか、論証例だけだと、
「あれ、、、これなんだっけ。。」
っていうことがよくあります。
そんなときこのサイトの例を読んで、理解しなおす、
という作業を繰り返して、頭に刷り込んでいきました。
特に、初学者の方で、「民法とっつきにくいなぁ。」
なんて思っている人がいたら、このサイトを参考にしてみてください。
「錯誤」とか、難しそうな単語ですが、
説明したら10分くらいかかる内容を「錯誤」とたった2語で説明してくれている、
と捉え直すとよいのではないでしょうか。
「難しい言葉や内容を、簡単に言える人が一番賢い」などという雰囲気がありますが、
それはそれでわかります。
言葉をよく理解せずに、難しそうな言葉を使ってマウンティングする人もいます。
でも、あえて難しい言葉を使うと、説明したら10分かかるその時間を省くことが出来ます。
これは、相手のこと、相手のレベルを認めているからであり、
なんでもかんでも難しい言葉を平易な言葉に言い直すことが素晴らしい、
という風潮には反対です。
経済学
このサイトは、わかりやすいです!
良質な説明がたくさんあって、なんどものぞきに行きました。
ISLM分析の説明とか、丁寧で、これが書けるようになると合格が近づきます!
これは、仕事にも使えます。
市場レポートのところには、2002年からのマンスリー市場レポートがあって、
仕事で振り返ったりするときも使いました。
教科書を読み、
このサイトで確認し、
問題を解いて、
参考書に書き込んで、
とかやってました。
会計学
わたしのときは出題されませんでしたが、
減損会計
とかの、いわゆる会計ビッグバンが落ち着いてきて、ちょうど出題しやすい雰囲気でした。
もちろん、教科書も読み、授業も聞いていましたが、
ちょうどそのころREITの財務にいて、こういうトピックに関わることが多かったので、
この際会計学の知識を深めておこうと思って、意欲的に調べていました。
とてもいい勉強になりました。
字の書き順
「筆順(書き順)どおりに書けば筆の運びが自然で
美しく整った字の形に書くことができます。」
これは本当です笑
論文式試験は、2時間でたくさんの文字を
書かなければなりませんが、
正しい書き順で書くことで、
汚い字も多少はきれいに笑、
スピードアップも見込めます。
なので、書きにくい漢字があれば、
ここで調べて、正しい書き順をマスターしていました。
ぜひ参考にしてみて下さい。