こんにちは、城山です。
前回の続きです。
疑問
変化球だってずるじゃないかという人もいますよね。
盗塁だって「スティール」で塁を盗むからだめじゃないか、という人もいますよね、
サイン盗みはダメで、塁を盗むのはオッケーの意味がわかりませんよね、
というところで議論は終わりました。
ずるくない不動産ビジネス
例えば不動産ですが、普通は不動産売買は現物不動産が一般の個人にとっては普通かもしれませんが、ファンドビジネスでは信託受益権売買が普通だったりしますよね。
こうすることで、流動性が増したり、売買がやりやすくなったりします。
現物不動産しかできないひとにしたら、ずるいって言われるかもですが、ルール上OKだからみんな受益権売買します。
それが不動産ビジネスのテクニックや知識だったりしますよね。
これは、法律でOKと定められているからずるくないです。
ずるい不動産ビジネス
例えばこれです。
相手を騙して取引して、お金を騙し取ることはずるいです。
法律やルールで禁止されているからです。
盗塁はOKです、ルール上OKだからです。
なんでサインを盗んではいけないのか
ビジネスも野球も、ルールに従ってやるのはOKです。
そうじゃないと、ルールに従わないと、ルールを破ってもOKとなると、最有効使用ができなくなりますよね?
「現実の社会経済情勢の下で客観的にみて、良識と通常の使用能力を持つ人による合理的かつ合法的な最高最善の使用方法に基づくものである。 」
ってあったじゃないですか。
非合法なことされると市場が歪むんですよ。
物事が歪むんですよ。
ルール違反がOKとなると、極端な話、今から人を殺めてもOKってことになりますよね。そうすると安心して生活していけなくなりますよね。
だから、市民は自分の身を守るために、法律を守らなければならないんですよね。
法律に守ってもらうためには、法律を守らなければなりません。
人殺しから警察や自衛隊に守ってもらうためには、法律を守らなければなりません。
ルール違反がOKとなると、極端な話、今から人を殺めてお金を奪ってもOKってことになりますよね。そうすると安心してビジネスしていけなくなりますよね。
だから、企業は自分のみを守るために法律を守らなければならないんですよね。
詐欺野郎は生きていけないように、まっとうなビジネスをしている人は報われるように、法律は守らなければならないんですよね。
ルール違反がOKとなると、極端な話、あらゆるテクノロジー(禁止されているテクノロジーも含む)を利用して相手チームの作戦や相手投手の球種を事前に把握して勝利を奪ってもOKってことになりますよね。
そうやって優勝したチームは観客動員が増え、収入が上がり、選手の年俸が上がりますよね。
そうするとルールをちゃんと守ってるチームの人たちはそりゃ怒りますよね。
「卑怯だ!」ってなりますよね。
安心してルール守れないですよね。
だから、チームは自分の身を守るために法律を守らなければならないんですよね。
ルールを守らない人にはペナルティを与える必要がありますよね。
今日はこんなところで。