こんにちは、城山です。
今日から11月ですね。
少し寒くなってきました。
■イノベーションって?
不動産鑑定士の皆さんは、
イノベーターですか?
日々イノベーションを起こしていますか。
イノベーションって最近頻繁に耳にします。
イノベーションが必要な企業は、
WeWorkに集まりがちです。
WeWork側も、
コミュニティ型ワークスペースが必要な理由を、
こう言っています。
WeWork Japan合同会社の日本ゼネラルマネージャーの高橋正巳さんによると、
“コミュニティ型ワークスペース”としているのには理由があるといいます。
「WeWorkのメンバーは個人から企業までいらっしゃいます。
その方たちがWeWork内で作られたコミュニティのメンバーになり繋がることで、交流が発生し、協業などさまざまなイノベーションが生まれる。そんな環境を提供していく。だから“コミュニティ型”なんです」 https://www.goodspress.jp/reports/178738/2/
ひとことでいうと、
コミュニティ型ワークスペースが必要な理由は、
イノベーションが必要だから、です。
イノベーティブなもののあり方とは一体なんなんだ?
ビジネスでも、商品でも、サービスでも、
イノベーティブなもののあり方とは?
■イノベーションとは
日本語では“革新”や“改革”という意味がありますが、
ビジネスシーンで使われるイノベーションは、
「技術や製品、サービス、ビジネスに対する新しい捉え方や切り口など」
のことを指しているようです。
■不動産鑑定士風にイノベーションを翻訳してみる
イノベーティブなものって。
なんだろう。
やはりここは我々の懐刀である
鑑定理論の登場です。
(1)その◯◯は、われわれが効用を認めていること
(2)その〇〇は、相対的希少性があるということ
(3)その〇〇は、有効需要があること
これら3つの相関結合により価値が生じ、
さらに「新しさ」があれば、
それはイノベーティブなものである、
ということではないでしょうか。
こう書くと、不動産鑑定士でも、
なんとなく理解できるのではないでしょうか。
■イノベーションを起こすためにはどうすればいいか。
改めてですが、
イノベーティブな商品やサービスを産み出すことを
「イノベーションを起こす」と呼ぶことにします。
イノベーションを起こすためにはどうすればいいか。
イノベーションって、教科書的には
「知と知との新結合」
だそうです。
ならば、
知と知が出会う環境を作ってあげればよいのではないか。
外部企業との接点から、新しい発想が生まれる場所を
作ってあげればよいのではないか。
自由な発想や、新しい発想が生まれる場所を
作ってあげればよいのではないか。
それが、WeWorkなのではないでしょうか。
■おわりに(ごった煮とどう違うのか)
「WeWorkのメンバーは個人から企業までいらっしゃいます。
その方たちがWeWork内で作られたコミュニティのメンバーになり繋がることで、交流が発生し、協業などさまざまなイノベーションが生まれる。そんな環境を提供していく。だから“コミュニティ型”なんです」
くりかえしですが、これだと、
「なんかてきとーにごった煮作っておけば、
なんか面白そうなものできるっしょ。」
とも読めませんか?
だって、
知と知が出会う環境って、
外部企業との接点って、
無関係の企業同士だったら?
自由な発想や新しい発想って、
それが危険思想だったら?
まとまりなく多様性を求めて、
「とりあえず全部ぶちこんどけ!」
ってやると、イノベーションが起きるのでしょうか。
この景色がイノベーティブですか?
なんかただごちゃ混ぜにしてるだけではないですか?
いや、面白いかもだけどさ。
嫌いじゃないけどさ。
新しくはないよね。
次回はちょっと息抜きに、またイカ臭い話で!