不動産鑑定士のブログ 〜坂の上の雲〜

日本で唯一(ほぼ)毎日更新する不動産鑑定士のブログです。

不動産鑑定士が念仏を唱えた(般若心経と不動産)

こんにちは、城山です。

 

諸事情あり更新ができませんでした。

 

4日から仕事初めの人も、

7日から仕事初めの人も、

聞いてもらいたいものがあります。

 

「般若心経」です。

 

いきなり宗教臭いですね。

壺でも買ってもらっていいですか?笑

 

 

■般若心経とは

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般若心経

 

よ、読めない!

読めるけど読む気がしない!!笑

というのが一般の感想でしょう。

私も同じです。

 

ちょっとだけ解説すると、

般若心経とは、

仏教における経典のひとつです。


300文字にも満たないわずかな文字数で、

大乗仏教において重要な

「空(くう)」

の思想が説かれているのが特徴です。

 

般若心経は、

主に4つのパートから構成されています。

第九と似ていますね。 

www.buzzlife1a0312758.com

 

般若心経を現代語訳すると、

結構いいのです。

これだったら読めるはずです。

読んだことがある人もいるかも知れませんね。

 

■般若心経 現代語訳

超スゲェ楽になれる方法を知りたいか?
誰でも幸せに生きる方法のヒントだ
もっと力を抜いて楽になるんだ。
苦しみも辛さも全てはいい加減な幻さ、
安心しろよ。

この世は空しいモンだ、
痛みも悲しみも最初から空っぽなのさ。
この世は変わり行くモンだ。
苦を楽に変える事だって出来る。
汚れることもありゃ背負い込む事だってある
だから抱え込んだモンを捨てちまう事も
出来るはずだ。

この世がどれだけいい加減か分ったか?
苦しみとか病とか、
そんなモンにこだわるなよ。
見えてるものにこだわるな。
聞こえるものにしがみつくな。

味や香りなんて人それぞれだろ?
何のアテにもなりゃしない。

揺らぐ心にこだわっちゃダメさ。
それが『無』ってやつさ。
生きてりゃ色々あるさ。
辛いモノを見ないようにするのは難しい。
でも、そんなもんその場に置いていけよ。

先の事は誰にも見えねぇ。
無理して照らそうとしなくていいのさ。
見えない事を愉しめばいいだろ。
それが生きてる実感ってヤツなんだよ。
正しく生きるのは確かに難しいかもな。
でも、明るく生きるのは
にだって出来るんだよ。

菩薩として生きるコツがあるんだ、
苦しんで生きる必要なんてねえよ。
愉しんで生きる菩薩になれよ。
全く恐れを知らなくなったら
ロクな事にならねえけどな
適度な恐怖だって生きていくのに
役立つモンさ。

勘違いするなよ。
非情になれって言ってるんじゃねえ。
夢や空想や慈悲の心を忘れるな、
それができりゃ涅槃はどこにだってある。

生き方は何も変わらねえ、
ただ受け止め方が変わるのさ。
心の余裕を持てば
誰でもブッダになれるんだぜ。
この般若を覚えとけ。短い言葉だ。

意味なんて知らなくていい、
細けぇことはいいんだよ。
苦しみが小さくなったらそれで上等だろ。

嘘もデタラメも全て認めちまえば
苦しみは無くなる、
そういうモンなのさ。
今までの前置きは全部忘れても良いぜ。
でも、これだけは覚えとけ。

気が向いたら呟いてみろ。
心の中で唱えるだけでもいいんだぜ。

いいか、耳かっぽじってよく聞けよ?

『唱えよ、心は消え、魂は静まり、
 全ては此処にあり、全てを越えたものなり。』

『悟りはその時叶うだろう。
  全てはこの真言に成就する。』


心配すんな。大丈夫だ。

 

■正月に般若心経

諸事情あり、

いきなり正月から般若心経を

唱えたのですが、

もちろん普段から般若心経を

唱えているわけではありません笑

 

「色即是空、空即是色」の一節が有名ですが、

「空(くう)」

という言葉がたくさん出てきます。

 

■「空(くう)」とは

 物体に実体は存在しない」という真実を、

「空」

というそうです。

 

私たちが感じとるあらゆる物体は、

固定的な実体がなく

「空」という性質をもっていて、

「自分」という存在すらも

固定的な存在ではなく、

流動的な「状態」の一つにすぎず、

結局自分も「空」だということである。

 

このあたりを読むと、

アレを思い出しませんか。

 

そうです鑑定理論第一章です。

 

不動産とその価格の特徴

不動産の属する地域は固定的なものではなくて、

常に拡大縮小、集中拡散、発展衰退等の

変化の過程にあるものであるから、

不動産の利用形態が

最適なものであるかどうか、

仮に現在最適なものであっても、

時の経過に伴ってこれを持続できるかどうか、

これらは常に検討されなければならない。

 

したがって、不動産の価格(又は賃料)は、

通常、過去と将来とにわたる

長期的な考慮の下に形成される。

今日の価格(又は賃料)は、

昨日の展開であり、

明日を反映するものであって常に変化の過程にあるものである。 

 

■色即是空 空即是色

私たちが感じとるあらゆる物体は、固定的な実体がなく「空」という性質をもっている。
存在を支配する根本の原理は、この「空」という真実なのだ。
そして存在は「空」であり、
変化をする性質であるからこそ、
あらゆるものは形をもつことができ、
また形を変えることができるのである

 

ちょっと聞いてみたくなりましたよね?

本物はどんな感じか、

動画を観てみたくなりましたよね?

 

■般若心経 cho ver. 

これはすごいですよ。

般若心経 ✕ テクノ

坊主 ✕ DJ

これは相当なイノベーション

ではないでしょうか。

 

まさかブッダ

自分の教えが

こんなふうになるとは思ってなかった

でしょう。笑

 


般若心経 cho ver. [超テクノ法要Remix.] live act (前半) / 薬師寺 寛邦(キッサコ) × 照恩寺(テクノ法要)【@ニコニコ超会議2018】

 


般若心経 cho ver. (Heartsutra cho ver. ) live act / 薬師寺寛邦 キッサコ

 

薬師寺寛邦 キッサコ - Yakushiji Kanho Kissaquo Official Website http://kanho.info/

 

薬師寺寛邦 キッサコ / Kanho Yakushiji Kissaquo(@yakushiji)さん | Twitter https://twitter.com/yakushiji

 

歌う僧侶「キッサコ」、般若心経を音楽にのせて 仏教を次世代へ 「仕事、つながる」(2) - 共同通信 | This Kiji https://this.kiji.is/440014100702561377?c=39546741839462401

 

■不動産と空

不動産も、

いまはオフィスで使用されていても、

いつかは取り壊して更地になり、

ホテルになったり、

レジデンスになったりしますよね。

 

つまり、まさに、

変化をする性質であるからこそ、

形を持つことができ、

形を変えることができ、

 

不動産は固定的な存在ではなく、

流動的な「状態」の一つにすぎず、

結局不動産も「空」だということでは

ないでしょうか。

 

■おわりに

今年は、不動産鑑定士の歴史などを

振り返ってみようかな

と思っているのですが、

基準を「書いた」人って、

仏教に造詣が深かったのでは?

と思いました。

 

ここにも諸行無常の精神があったのかな、と。

 

不動産鑑定士受験生も、

鑑定士先生も、

年のはじめに般若心経を軽くさらっと読んで、

今年一年頑張ってみましょう。

 

このブログの今年一年の安寧を願って。

では。