こんにちは、城山です。
普段は仕事の合間を縫って文章を書かせていただいておりますが、
今日は休日です。
好きな音楽、特にエアロスミスについて。
■勉強時間中
鑑定士の皆様は、多大な時間を勉強に費やして、
合格を勝ち取り、その結果、
現在のご活躍につながっているかと存じます。
さて勉強時間ですが、
音楽とか聞いていましたか?
集中力を高める音楽や、
敢えてのヘヴィーメタル、
または耳栓をしていた、
など、
いろいろな勉強への取り組み方があったかと思います。
私は音楽を聞きながら勉強するのが好きでした。
大学受験の頃からずっと、です。
ロック、が多かったと思います。
同じように、
「音楽を聞きながら勉強するのが好き」
という人がいたらいいな、と思います。
■エアロスミスとの出会い
私は、エアロスミスを知ったのが、14歳、中学二年生のころです。
ときはMTV全盛期、
そして私は絶賛厨二病、です。
今も続くミュージックステーション(以下Mステといいます)、
という音楽番組がありますね。
Mステに、今も変わらず大好きなB’zが出演する、ということで、
録画準備をして楽しみに待っていました。
■その日のMSゲスト
繰り返しですが、私はB'zを楽しみに待っていました。
その日のゲストは次のとおりです。
- B'z:FIREBALL
- JUDY AND MARY:くじら12号
- エアロスミス:FALLING IN LOVE (IS HARD ON THE KNEES)
- ともさかりえ:泣いちゃいそうよ
- 近藤真彦:愛はひとつ
- 内田有紀:「アイシテル」
当時としては、すごいゲストです。
Mステを見たことがない人って、
ほとんどいないと思うのですが、
ゲストが順に、壇上から下りてきますよね。
で、B'zとか、ジュディマリが下りてきて、
最後にエアロスミス御一行が出てきたわけです。
中2の城山少年は、
「なんだこの人たちは」
と思ったわけですね。
アメリカ、という国はなんとなく知っているし、
大統領の名前くらいは知っていましたが、
ブッシュとかクリントンって、基本スーツですよね。
シュワルツェネッガーはムキムキ、それくらいは
知っていました。
なんだこの人達は。
今まで見てきたアメリカ人とは全然違う、
こんな人たちがアメリカにはいるのか、
と少年ながらに感じたわけです。
■B'zのパフォーマンス
素晴らしいパフォーマンスです。
これを見るために録画していたわけですからね。
■エアロスミスのパフォーマンス
すべてが、新鮮、圧倒的でした。
5人グループであること、
ボーカルの超でかい口、
日本人ならとてもできそうにないシャウト、
マイクに絡みつた変な布、
ギターが二人いること、
ノッてるのかどうなのかわからないベースとリズムギター、
ドラムがマッチョ
歌詞が英語(そりゃそうだ)、
(これはドイツでの公演動画ですが)
AEROSMITH- Falling In Love(Is Hard On The Knees) / Germany 1997
なんなんだこの人たちは、
こんな人達が世の中にいたのか、
すげぇ!!!
です。
次の日、急いでアルバムを買いに行きました。
ナインライブスです。
擦り切れるほど聞きました。
Aerosmith - Nine Lives [1997] - FULL ALBUM
もう一体なんだんだと、この表紙は笑。
楽曲もめちゃくちゃカッコいい。
邦楽と全然違うぞ。
当時、B'zだけでなくL'Arc~en~Cielとかも聞いていましたが、
もう全然違う。
ドハマリしました。
■エアロスミスを知って
当時、インターネットなど('97とかあったかもしれないけど)
私は全く使っていませんでした。
ナインライブスに付録としてくっついてきた、
「エアロスミスの今までの活躍のまとめ」を繰り返し読んで、
もっとこの人たちのことを知りたい!
と思いました。
その「まとめ」に、
「スティーブン・タイラーは、他人の嫁を寝取って結婚」
とか書いてあって、
「そんなことアリ得るのか・・・・」
と、重度の厨二病が更に加速したことは言うまでもありません。
それからツタヤに行って、
過去のアルバム「ROCKS」をレンタルしました。
衝撃でした。
一体なんだこれは、と。
Aerosmith [1976] - Rocks (Full Album)
もっともっと知りたくなって、
エアロスミスの自伝を買いました。
けっこう分厚いんですよ。
でも相当なスピードで読破し、
しかも何度か読み直しています。
夏休みの読書感想文は、これです。
新聞のテレビ欄にMTVの番組表があって、
と書いてあればなんでも見ました。
エアロスミスのほとんどのミュージックビデオは見尽くしました。
当時、地方に住んでいたのですが、
地方新聞には衝撃の
「アエロスミス」
と記載されていました。
いい時代ですね笑
AEROSMITHですから。
当時、中学校で、パソコンを触ってキーボードを打ってみよう、
という授業がありました。
みんなはかわいく、「私の家族」「私の宝物」など
書いていましたが、
当然、エアロスミスの歴史について熱く語りました。
買ってもらったばかりのプレイステーションでは、
エアロスミスのゲームを買いました。
厨二病ですね笑
■エアロスミスの歴史
ほんとうは最初に書くべきなのですが、
ここでエアロスミスを全く知らないというあなたに、
私が超・完結にその歴史をご説明しますね。
1970年:バンド結成
1973年:メジャーデビュー
1975年:アルバムがスマッシュヒット
1976年:上の「Rocks」が大ヒット
1977年:第一次黄金時代を迎える。
1978年:メンバー全員がドラッグ乱用、ケンカが絶えなくなる。
1979年:メンバー同士の関係が決定的に悪化、ギタリスト離脱。
1980〜1985年:バンドのどん底時代。売れない・ヤク中・仲悪い。
ヤクを買う金もなくなり、ヤクを求めて街を徘徊するなど。
1986年:ランDMCという有名なラップグループがエアロスミスの曲をカバーしヒット。エアロスミス復活のきっかけとなる。
1987年:オリジナルメンバーで復活アルバムをリリース。
1989年:復活第二弾アルバムをリリースし大ヒット。完全復活を遂げる。
1990年:グラミー賞獲得。
1993年:「Get A Grip」発表、大ヒット。
1994〜1996年:バンドの第二次黄金時代を迎える。
1997年:バンドの絶頂期に城山が出会う。
以降、ミュージックシーンの第一線での活躍が継続します。
現在、第三次黄金時代と言ってもよいのではないでしょうか。
てか、みんな年齢が70歳くらいなので笑、
これ以上の活躍は正直困難かもしれません。
■おわりに
エアロスミスの魅力ですが、
個性的なメンバーと、素晴らしい楽曲はもちろんですが、
そのバンドの歴史も魅力の一つではないでしょうか。
デビュー、成功、栄光、金も女も欲しいものをすべて手に入れた。
何をやっても許された、酒もクスリもやり放題。
次第に何かがおかしくなり、坂道を下るように転落。
待っていたのは破滅。そしてどん底の生活。
世間からは見放され、忘れられ、復活を諦めた。
あることをきっかけに、メンバー同士が許し合い、力をあわせ、
また復活に向けて努力を始める。
次第に仲間が増え、応援してくれる人が増え、
そして最後には奇跡的と言ってもいい復活、
いや復活を超え、
既存のファンだけでなく新しいファン層を開拓し、
新時代を作ってしまった。
どこか、自分の人生に当てはめたい、
というファンが多いのではないでしょうか。
共感できる、という人が多いのではないでしょうか。
上がったり下がったりの人生、
成功、破滅、そして復活
たぶんあなたの人生にも当てはまるはずです。
2020年で、なんとバンド結成50年です!!
信じられますか!!!!
50年も取り壊されずに現存する建物なんて、
そう多くはありませんよ!?
一応、不動産鑑定士のブログなので、
建物のことを書いて笑、
「今日のところは」終わりにします。