不動産鑑定士のブログ 〜坂の上の雲〜

日本で唯一、ほぼ毎日更新している不動産鑑定士のブログです。ためになる情報を発信していきます(たまに下ネタも。)。

わたしがオジサンになっても

こんにちは、城山です。

 

  

はじめに

新聞にこんな記事が載っていました。

 

(ぷりずむ)IT大手リストラ組の転職 ミスマッチで難航も :日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO41623060S9A220C1QM8000/

 

 

 

これを不動産鑑定士のリストラ組と

読み替えてみたどうなるか。

 

不動産鑑定士の早期退職制度?

これはきいたことがないですね。

むしろ、不動産鑑定士の資格は永久的なので、

一度不動産鑑定士になってしまえば

よほどのことがない限り

一生不動産鑑定士です。

退職、という概念がないです。

 

鑑定士事務所とかに入所すれば、

定年退職とかもあるかもしれません。

 

でも、早期退職は聞いたことがありません。

 

基本的に人が手を動かすビジネスなので、

人手が足りないくらいでしょう。

もし、

鑑定士業界でなんらかのイノベーションが起きて、

人手を増やさなくても自動化されていくなら、

不動産鑑定士の早期退職制度もあるかもしれませんね。

 

でも、いいたいのはそういうことではありません。

 

能力と報酬はマッチしているか

記事にあるとおり、

「各社の早期退職の対象となっているのは45歳以上」

「本来の業務能力に比べ高い給与をもらう例が多い。」

「200万円減を覚悟しないといけない例が多い。」

 

これって結構問題ですよね。

 

まず、我々のような45歳以下の不動産鑑定士は、

まず早期退職の対象にはなりません。

そんなに給料も高くないはずです。

 

なので、

業務能力と給与水準はイコールです。

 

でも、我々も45歳になると

「業務能力<給与」

になっているということです。

 

もちろん、

45歳で

「業務能力=給与」

「業務能力>給与」

という人もいると思います。

 

ご自身はどれになるのか。

「業務能力<給与」

「業務能力=給与」

「業務能力>給与」

 

「業務能力=給与」

これが理想としては理想かもしれません。

100万円の仕事をして、100万円をもらう。

雇用者も労働者も文句はないでしょう。

バランスされていて、

あんまり文句も出なそうです。

 

「業務能力>給与」

これ、

文句が出そうですよね。

スタートアップとかにありがちな印象です。

 

でも、成長企業や成長分野で働いていると、

いつかはイコールになる気がします。

将来はもっと稼げるようになるという見立てができれば、

頑張れる気がします。

 

「業務能力<給与」

能力以上に給与をもらっているのは、

大企業に多い印象です。

 

この記事にあるとおり、

富士通NECなどをはじめとする、

重厚長大産業に多い印象です。

 

お得だなーと思うか、

やばい、もらいすぎてる、

と思うかで、人生が変わってきそうな気がします。

 

鑑定業界の能力と給与

私は鑑定業界にいないので、

鑑定にどれくらいの能力が必要なのか、

わかりません。

 

なんとなく、

借地権とか底地とかの鑑定評価は

難しそうだな、

という気がします。

 

実務上、取り組んだことがないのでわかりません。

なので、

「知りもしないのに適当なことを言うな。」

と言われそうですが、

それでも敢えて言ってしまいます。

 

多分私が鑑定業界に入っても、

少なくとも普通に仕事ができると思います。

 

修習を過ごして、

他の修習生と一緒に過ごして感じましたが、

仕事は普通にできると思います。

 

鑑定業務の報酬が低いということはどういうことなのか。

鑑定士の給与が低いということはどういうことなのか。

需要と供給とはどういうことなのか。

 

そういうことなのではないでしょうか。

 

自分のキャリア

記事の中には、

「そもそも自分の強みやキャリアの希望について考えた経験もない人が多い。」

という文章があります。

 

不動産鑑定士になっている時点で、

自分の強みやキャリアを考えていると思います。

つらい試験を乗り越えてきて、

百人鑑定士がいれば百通りの合格体験記があると思います。

 

でも、

45歳になってポンコツにならないために。

45歳になったら「業務能力>給与」なら、

いつでもどこへでも転職できるはずです。

 

なので、鑑定業務以外の能力もきっと必要ですよね。

 

おわりに

城山は鑑定業界にいないですが、

この記事を

自分や自分の業界に当てはめてみて、

45歳になっても引く手あまたなジェントルマンになりたいなぁ

45歳になっても女性からセクシーと思われる男性になりたいなぁ

そう思ったのでした。

では。