こんにちは、城山です。
はじめに
読者のうち何人かの方々から、
ありがたいことに、
「一度お会いしてお話したい。」
というお申し出を受けることがあります。
大変ありがたいことです。
ですが、
身分を明かしても城山にいいことがないことと、
ふざけた文章を書いているので、ちょっと恥ずかしい・・・
というところもあります。
ブログの運営に支障をきたすようなリスクは取りたくない、
そういうわけで、
今までお会いすることは、
申し訳ないと思いながらお断りをしてきました。
悩める青年からのDM
ですが今回、
悩める子羊から下記のようなDMを受け取りました。
「城山さん
FF外から突然すみません。 現在社会人●年目のYと申します。ツイッターは全く使わないので、フォローフォロワーといなければ、ツイートもありません。
以前から不動産鑑定士に興味があり、ブログを拝見しておりました。
ぜひ可能であれば一度お会いして色々お話しお伺いさせて頂きたいです。
建築の院卒で、都内のプロパティマネジメントの会社に勤めています。
30歳過ぎくらいまでに、何か自分の力をつけておきたいと思い、不動産鑑定士が気になっています。
以下、私についてです。
建築院卒、社会人●年目、プロパティマネジメント会社勤務。
現在の会社に対して、環境や仕事内容は良いものの、給与面での不安が大きい。今すぐにどうしたいというわけではないが、早いうちから力をつけておきたい。 今は低い英語力を克服するため英語を勉強中。来年末までにTOEIC800目標。それが取れれば、鑑定士に挑戦するかもしれない。
大変恐縮ですが、お会いしてお話伺えると幸いです。
お聞きしたいことは、
・AM会社について →PM会社からの転職は可能か。そのために何が必要か。年収推移など。
・AM会社で経験を積んで、他AM会社に転職するとしたらどうか。
・キャリアを考える上での年齢感。 など、鑑定士を取ったとしても、鑑定事務所に勤めたいわけではなく、AM的な仕事をしたいと考えています。
性別は男です...」
文章から読み取れるのが、
このYさんはなかなかの知性も持っていること、
中期的に人生を真面目に考えていること、
勉強もしていること、
ちゃんとしたコミュニケーションが取れそうなこと、
不動産鑑定士のことを知りたいと思っていること、
等を総合的に判断し、
お会いすることにしました。
もちろん、
ブログの運営に支障をきたすようなことはしないというお約束つきです。
ほんとうは女性の読者を期待していたのですが、
それをわかって一言添えてきたところも、
ブログを変に熟読してくれているんだろうな、
と思いました。
これはあれです、
インタビューするときの基本ができているな、
ですね。
作家にインタビューするなら、
その作家の著作を熟読して、なんならお手紙まで書いて、
というすごい人もいますが。
AMか鑑定士か
「(いま勤めている会社の)給与面での不安が大きい。」
とのことですが、
AMに行けば30台のどこかで1000万円はもらえると思います。
AMに行くためにはどうすればいいかというと、
AMに今すぐ転職することを勧めました。
Yさんは現在20台前半ですが、
20台での募集もたくさんあります。
むしろ、30台よりも20台の募集が多いのではないでしょうか。
AMなら。
鑑定士を取ってからAMに行く、なんてめんどうなことをせずに、
今すぐAMに行けばいいと思います。
もし読者の中に新卒の人がいて、
1年目で即転職、ってなると、
受け入れるAM側もちょっと不安になるだろうから、
1,2年いまの会社で過ごせば大丈夫なのではないでしょうか。
Yさんはプロパティマネジメント業務に従事しながら、
Excelもかなりの達人のようですし、
建築院卒だから図面等にも長けているでしょう。
さらに英語も頑張っているのであれば、
20台後半でAMに転職し、
早い段階で1000万円には到達すると思います。
シューカツの結果
そもそもなぜPM会社に就職したかというと、
シューカツがあまり上手く行かなかったようでしたけど、
いまのシューカツは大変ですよね。
城山のときも、もちろんそれなりに大変ではありましたけど、
不動産会社でAM系部門があるところというと、
ケ●ディクス
ヒュー●ック
上場リートの運用会社
とかが簡単に思いつきますが、
転職組が多いと思います。
ヒューリックは新卒採用開始がかなり直近からだと思います。
一方、
三井や三菱等の大手不動産会社は、まだまだプロパー重視というか、
純血主義が強いのではないでしょうか。
転職して役員クラスまで出世するのはプロパー以上に
難しそうな気がします。
なので、
いい意味で転職を繰り返して、
いわゆるジョブホッパーとして
キャリアアップして行くといいのではないでしょうか。
ちなみに城山は転職したことがないので、
つまり転職したことのない人の意見です。
ですから当てになりません。
「転職していった人を見て」、
の意見であることを踏まえてお考え下さい。
オススメの書籍はこちらです。
↑はまだ予約しかできませんが、
↓は読んで、きっと今の君たちにも当てはめられる、よい内容だと思います。
このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法
- 作者: 北野唯我
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2018/06/21
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (1件) を見る
いつ結婚すべきか
城山は結婚せずにできるだけ独身を謳歌したいと思ってはいました。
「思ってはいました」が、20台前半で結婚しておいてもよかったかな、
と最近思います。
Yさんには恋人がいるそうです。
Yさんはなかなかのイケメンでしたので、そこから察するに
Yさんの今カノはおそらく三拍子揃っているでしょう。
さらにYさんの今カノはなんと
地主
だそうです。
Yさんには、
早めに自分の遺伝子を四拍子そろった恋人に着床させるように
やわらかく伝えました。
おわりに
長くなってしまったので、今日はこのあたりで。
次回以降も続きます。