不動産鑑定士のブログ 〜坂の上の雲〜

更新頻度が比較的高い不動産鑑定士のブログです。ためになる情報を発信していきます(たまに下ネタも。)。

【第260回】パイロットとモテと節税と年金とワンルームマンション投資と

こんにちは、城山です。

 

はじめに

この文章を一度読み始めたら必ず最後まで読んでください。

さもなくば、あなたの人生にとって良くないことが起こるでしょう。 

私のこの記事を最後まで読めば、良くないことを回避することができます。

 

 

パイロットと話した

城山は、交友関係が広く、友達も多いほうだと思います。

(もちろん、嫌いな人や苦手なタイプ、

二度と会いたくないような人もいますよ。)

先日、友人同士の飲み会があって、

パイロットが来ていました。

 

今考えると、

パイロットの採用試験、挑戦ぐらい

しておけばよかったなーと思います。

 

みなさん、パイロットの年収とか

興味ないですか?

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パイロット

 

パイロットの給料

私の友人は国際線のパイロットです。

まだ副操縦士かもしれません。

ちょっと忘れました。

 

月に6回のフライトで、

月収160万円だそうです。

 

それでも税金でどーんと持っていかれて、

手取りは110万円くらいだそうです。

 

それでも月収160万円ってかなりの金額ですよね。

 

年換算すると

額面約2,000万円プレイヤー

ですからね。

 

パイロットは体力資本

月に6回の国際線のフライトですが、

たったの6回か、と思った人もいるでしょう。

 

この6回って、相当きついらしいです。

 

国際線なので、時差ボケとか普通に治らないらしいです。

 

時差ボケが治る前にまた次のフライトがあって、

という感じだそうです。

 

でも2,000万円プレイヤーですからね。

 

パイロットはお酒を飲んではいけない

飲酒が最近はめちゃくちゃ厳しくなったみたいです。

フライトの12時間前(たしか)から飲酒してはいけないと

決められてます。

 

元CA的立場から見たパイロット飲酒問題の根深さ (2ページ目):日経ビジネス電子版 https://business.nikkei.com/atcl/opinion/15/200475/120700196/?P=2&mds

 

それにもかかわらず飲酒し、

フライト直前の検査に引っかかったパイロットがいて、

即、解雇

だそうです。

 

飲酒運転もダメなので、

何十人という乗客乗員のパイロットですから、

解雇も当たり前っちゃ当たり前かな、と思うものの、

厳重注意処分などではなく、

即クビです。

 

パイロットはモテるのか

やはり気になるところです。

職場にはスッチーがたくさんいますしね。

スッチーからも、やっぱりモテるらしいです。

 

また合コンに行っても、

やっぱりモテるらしいです。

 

普通に2,000万円プレイヤーですからね。

 

パイロットはモテるのかという質問にパイロットが答えます | 空飛ぶ恋愛研究所 https://skylovelabo.com/pilot-2/

 

パイロットはコックピットで何をしているのか

国際線だと飛行時間が10時間を超えたりします。

 

あんな狭いコックピットで何をしているのか。

 

あまりに暇すぎて、

「ちょっとごめん」といって寝る人もいるらしいです笑

(おいおい大丈夫か笑)

複数人で運行しているので大丈夫なんだと思いますが、

やっぱ暇らしいです。

 

世間話とか、子供の話とか、

くだらない話をしているらしいです。

 

それでも普通に2,000万円プレイヤーですからね。

 

パイロットは老後が不安

普通に2,000万円プレイヤーですから、

お金をたくさん持っています。

 

パイロットは体が資本ですから、

毎年厳しい検査があるそうです。

また、パイロットができるのも55歳までらしく、

その後は指導教官をやったりするそうです。

おそらく年収も下がるのでしょう。

 

だから、老後が心配だそうです。

2,000万も稼いでおいて、どこが心配なんだよ!

と言いたくなりますが、

パイロットの生活水準って、

たぶんかなり高いです。

 

美人な嫁に金もかかります。

娘や息子にたかられます。

孫にもお金をかけたい。

老後も老後で生活水準を下げたくない、ということでしょう。

 

 

そこで、彼は言いました。

「最近、ワンルームマンション投資を始めてみようと思っている。」

 

でた ワンルームマンション

 

「3,000万円くらいの1Rマンションを買わないかと提案を受けている。

税金対策とか、老後の年金代わりに勧められている。

城山さん、どう思う?」

 

税金対策

老後の不安

 

パワーワードですね~

 

素人の不動産投資

ワンルームマンション投資は素人がやると100%失敗します。

 

不動産鑑定士のみなさんならわかりますよね。

 

ワンルームマンション業者が販売する価格には、

その業者の利益や広告宣伝費が上乗せされているので、

普通に高いです。

 

また、賃貸用不動産を持つと、

借入金利、修繕費、保険料、管理費、固定資産税、

これらがかかります。

 

ワンルームマンション投資がもうかるなら、

ワンルームマンション業者が自社で購入して運用すればいいのです。

 

自社で購入しても儲からないのがわかっているから、

誰かに販売して、

仲介手数料を抜こうとしているのです。

 

本当に儲かる話なら、普通は他人に言わずに自分でやりますよね?

あたり前田のクラッカーですよね。

うまい話には裏があるに決まっています。

 

There shouldn't be such a sweet deal.
そんなうまい話があるはずがない。

 

There’s no such thing.
そんなものはない。そんな話はない。

 

It’s just a pie in the sky.
そんなのは絵に描いた餅だ。絵空事だ。

 

(最近英語を頑張っている城山です。)

 

そんなおいしい話、あるわけないじゃん

ワンルームマンション投資が節税になるか?

なりません。

 

マンション投資が赤字になったら税金が減りますが、

赤字になっていいのならワンルームマンション投資する意味がないでしょう。

 

年金対策になるか?

なりません。

 

年金をもらうのは30年くらい先ですが、

そのころ、手元にあるのは築30年のボロマンションです。

売れに売れない、

ボロいから金はかかる、

金をかけても借りる人はいない、

どうやって年金の代わりにするのでしょうか。

 

パイロットは体が資本ですが、

頭も良くないとパイロットにはなれません。

 

そんな、賢いはずのパイロットですら、

不動産の知識はなく、

金融リテラシーはゼロに等しいです。

 

そのパイロットに、

そのワンルームを見に行ったのか聞いたところ、

見ていないとのことです。

 

物件を見ることもなく3,000万の不動産投資・・・

恐ろしいです。

 

おそらく、

そのワンルームマンション業者に騙されて投資をしたパイロットが

たくさんいるのでしょう。

 

パイロットはバカとしか言いようがありません。

そのワンルームマンション業者もクズとしか言いようがありません。

 

もちろん、なかにはまっとうな業者もいるでしょう。

 

ただ、一部の悪徳業者がいるから、

不動産のマーケットが歪んだり、

さらにはスルガのような腐った組織が生まれたりするのでは

ないでしょうか。

 

おわりに

パイロットは給料がいい、

ということを言いたいわけではなく、

うまい話には気をつけろ、

ですね。

 

世の中には、

人々の不安を煽り、脅し、

その不安を解決できる方法を教えて、

その方法を提供できるのは自分だけだ、

といって人から金を巻き上げる輩がたくさんいます。

 

多くの金融詐欺はこのパターンです。

この文章を一度読み始めたら必ず最後まで読んでください。

さもなくば、あなたの人生にとって良くないことが起こるでしょう。 

私のこの記事を最後まで読めば、良くないことを回避することができます。

文頭のこれですね。

 

不動産で人生が終わった人もいるでしょう。

 

最近、こんな記事が出てしまいました。

 

人生100年時代、2000万円が不足 金融庁が報告書  :日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45636720T00C19A6EE8000/

 

この記事を使って、

金を巻き上げる業者が必ず出てきます。

 

「不足する2,000万円のために、○○投資をオススメします。」

とか言って。

 

この記事を見た方で、

将来に不安がある方、

不動産投資に興味がある方、

余剰資金をたくさんお持ちの方は、

城山までご連絡下さい。

 

私が倍にしてみせます!(おい!w)