こんにちは、城山です。
前回の続きです。
はじめに
前回、「民間医療保険っていらないんじゃね?」と書いた翌日からまさかの発熱があり笑、なんかバチでもあたったんかいなと思った次第です。
数日寝込み、病院にも行きましたが、やっぱり保険っていらないんじゃね?、と思います。
医療保険に入らなくていい理由を探す
ちょっと調べたんですけど、入らなくても大丈夫な理由は次の通りです。
まず、効果が立証された医療はすべて公的医療保険でカバーされ、自己負担は、現役は3割、老人は1割か2割らしいです。で、その自己負担部分についてすら「高額療養費」という月額負担上限制度がありました。
高額療養費制度を利用される皆さまへ |厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/juuyou/kougakuiryou/index.html
例として、あるサラリーマンQ(年収1000万円、30台)が100万円の手術をしたとしましょう。
この式に当てはめます。
167,400円+(医療費-558,000)×1%
そうすると、Qの自己負担は約17万円です。100万円の手術をしても自己負担はたったの17万円です。「※入院時の食費負担や差額ベッド代等は含みません。」って書いてあるので、そこはアレですけどね。
さらに、医療費自己負担が年間10万円を超えると、超過額は所得控除となり、その分の税金が安くなるそうです。
No.1120 医療費を支払ったとき(医療費控除)|国税庁 https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1120.htm
そして、 治らない慢性病の場合は指定難病の負担軽減制度があります。
指定難病患者への医療費助成制度のご案内 – 難病情報センター https://www.nanbyou.or.jp/entry/5460
介護費用については、40歳以上で介護保険適用です。
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・・・やっぱりいらないんじゃね?
そもそも医療保険って
医療保険がカバーするのは基本的に「入院」と「手術」のみです。「入院したら1日●円もらえて、手術を受けたら入院日額の●倍のお金が受け取れる」というようなシステムです。言い換えると、医療保険は基本的に、病気・ケガで入院するか、手術をしなければ保険金が下りないってことですね。
さっき、「100万の手術をしても17万負担」って書きましたが、ってことは、1000万円プレイヤーが医療費や介護費で家計が破綻することは絶対にないですよね。17万はらったらいきなり家計破綻って、それはないでしょう。病気で家計が破綻するとしたら、休業や失業による所得喪失によるものだと思うんですが、このリスクは、事故や病気でなくても起こりうるのだから、ヘッジしようがない。
つまり、すげー高い手術をしても支払う上限が決まっているから、医療保険に入る必要はない、ですね。
ただし、個室ベッド代は、1日あたり5,000円~1万5,000円くらいだから、個室だと入院費用がかさんでしまうリスクがあるので、医療保険は意味があるかも知れない、ってことですかね。
がんへの備えなら、がん保険に入りましょう。私も特約付きのがん保険は入っています。
やっぱり医療保険はいらないんじゃね?
働けなくなったら
会社員・公務員は、病気や怪我で仕事ができなくなると、最大1年6ヵ月の間、健康保険から月収の約2/3にあたる傷病手当金を受け取ることができます。
病気やケガで会社を休んだとき | 健康保険ガイド | 全国健康保険協会 https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat310/sb3040/r139/
一応、こんな保険もあります。
- 所得補償保険:ドクターストップがあれば保険金を受け取れ、最長2年間、収入をある程度カバーしてくれる保険
- 就業不能保険:仕事への復帰が困難な状態が60日間継続して初めて保険金を受け取れ、定年くらいの年齢まで長期にわたり収入をある程度までカバーしてくれる保険
保険なので、一定の保険料は支払う必要がありますが、働かなくても国から月収の約2/3がもらえるなら、保険料払ってまでこれらの保険に入らなくてもいいですよね。
おわりに
どうしても、医療保険に入るべき理由が見つかりません。
今日はこんなところで。