こんにちは、城山です。
- ■前回の記事の紹介
- ■「ぱっと見た感じ」の地方の不動産鑑定士
- ■地方の銀行について。
- ■地方の景気について
- ■地方の鑑定業界の景気について
- ■次回のインタビュー
- ■不動産鑑定士の転職について
- ■おわりに
■前回の記事の紹介
前回の記事は、多くの方々にお読みいただいたようで、
ありがとうございました。
どんな人に読んでいただいたのか、属性まではわからないのですが、
やはり、
・地方の不動産鑑定士
・独立を検討している受験生および不動産鑑定士
・住家被害認定調査に携わっている不動産鑑定士
などの皆さんに読んでいいただいたのではないでしょうか。
今回は、「その1」で書ききれなかったことなどを中心に
ご紹介します。
■「ぱっと見た感じ」の地方の不動産鑑定士
Aさんによると、
「どうやって生計を立てているのかわからないんだけど、
みんな身なりがパリッとしているんですよ。
良さそうな生地のシャツ着てたり、
仕立ての良さそうなジャケット着てたり、
高そうな時計していたり、、、
謎なんですよね。」
とのこと。
そんなに頻繁にではないようですが、地方の鑑定業界では、
「分科会」
なるものが開かれるそうです。
で、
地価公示発表までの作業スケジュールとか、
いろいろと話しをしていると。
17時くらいから飲み会笑が始まって、
3,500円で3時間飲み放題
という田舎らしいプライスで、
ワイワイとやっているそうです。
その席で、いろんな先生が集まるようですが、
みんな、パリッとした服装をしているそうなんですよ。
パリッとした服装、つまり
お金がないとできない格好です。
■地方の銀行について。
城山、一瞬だけ、
地方の不動産鑑定士を志してみるのもありかな、
と思ったんですね。
ただしそれでは生計を立てられそうにない?と思ったので、
不動産鑑定士として地銀に転職はどうか!?
と聞いてみました。
Aさんは、
「不動産鑑定士を目指すような人は地銀は無理でしょう。
地銀、いまやばいですよ。
貸出先ないし、融資先があっても金利低いし。
休日は、上司に指示されて、
大口融資先のおっさんと登山とかさせられるんですよ笑
そうじゃなくても、銀行、特に地銀なんて
上司のご機嫌取りがいかにできるか
ですから、不動産鑑定士になるような意志がある人が入行したら
ソッコーで左遷ですよ笑。」
恐ろしい。聞いてはいましたが。
■地方の景気について
これは、地方によって千差万別だと思いますが、
Aさんによると、
「若い女性の半分以上が、キャバクラかクラブ勤務してるんじゃないか、
っていうくらい、若い女性の働き口がないです。
私の同級生なんてみんな専業主婦ですからね。」
これは普通にかわいそうですよね。
みんながみんなお酒好きなわけないし。
しかも地方のキャバクラやクラブにくる客って。
■地方の鑑定業界の景気について
一言で言うと、
冴えない。良くない。
地方には不動産鑑定士のお花畑が広がっている、
というのは、
この地方では当てはまらないウワサでした。
また、
不動産鑑定士の景気がもっとやばい地方もあるようです。
■次回のインタビュー
Aさんは、豪雨の影響で、
「この地方の不動産鑑定士全員と会って深い話をする、
というところまではまだ至っていない」
とのことでした。
なので、また今冬インタビューさせていただくことにしました。
そのときには、もう少し実態がはっきりとわかるようになっている
かもしれません。
■不動産鑑定士の転職について
地方の不動産鑑定士とは少し話が変わりますが、
いま、AM業界がアツいらしいですね。
数年前から、不動産鑑定士からアセットマネジメント会社に
転職される人はたくさんいましたが、
変わらずAM会社はアセットマネジメントできる人、
正確に言うと、
アセットマネジメント経験がある人を募集しているらしいです。
AM会社に行きたいけど、
AM経験がないから、
AMの経験を積むためだけに、
年収が下がっても転職する不動産鑑定士さんがいる、
とのことです。
AM会社もいいんですけどね。
AM会社行っちゃうと、AMしかできないんですよね。
AMも面白い仕事ですが、不動産鑑定士は、
もう少し幅広く活躍できてもよいのではないでしょうか。
AM専業だと、将来が少し狭まってしまう、
そんな気がしています。
■おわりに
インタビュー、録音しておけばよかったです。
結構書き漏れてるはず。。
わかってはいましたが、
「地方の不動産鑑定士=儲かる」
という方程式は、成り立たないですね笑
今後も役立ちそうな情報をお届けしていきます。
夏休みも終わりですね。