不動産鑑定士のブログ 〜坂の上の雲〜

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weworkってどうよ?⑤(日本企業でイノベーションが起きない理由)

こんにちは、城山です。

 

前回からの続きです。

 

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■前回のおさらい

「ごった煮したからといって、

必ずしもイノベーション

起こるわけではない。 

 

ゴールやビジョンを共有できる人たちが

集まる場所を作ってあげれば

イノベーションがおこるかもしれない。

 

その場所がWeWorkなのだ。」

です。

 

イノベーションが起きない理由

ではなぜ、WeWork以外の環境、

いわゆる普通の日本企業では

イノベーションが起こりにくいのでしょうか。

 

オープンイノベーション

という言葉がありますね。

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オープンイノベーションとは、

企業が自らのビジネスにおいて、

外部のアイデアや技術をより多く活用し、

自らの未利用のアイデアは、

他社に活用させるべきであること

を意味します。

 

自分の会社などに置き換えてみてください。

「自社のアイディアを、他社が使ってOK!」

ということです。

 

日本企業なら、

「技術が盗まれた!」

とか、

「あれはうちのパクリだ!」

または、

「他社のマネをするな!」

などと、

すぐに裁判沙汰になってしまう

のではないでしょうか。

 

口では、

「オープンイノベーションだー!」

とか、

イノベーションが必要だ!」

とかいいながら、

いざ自分のアイディアを使われたり、

他社のマネをしてみたりすると、

怒り出すやつがいませんか?

 

イノベーションを阻害する理由

企業が高付加価値なビジネスを目指し、

ぼくたちは給料アップを目指す場合、

どうしたらよいのでしょうか。

 

イノベーションは、

多くの人の考えを集めたり、

調査を繰り返したり、

多数決をしたりする

今までのやり方からは生まれない、

これは前回でお話したとおりです。

 

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イノベーティブなビジネスプランは、

優秀な個人の頭のなから生まれることの方が多いです。

 

「個人の強烈なビジョンと、

そのビジョンに対して

根拠が薄くとも

強烈に突き進む推進力の賜物」

 

ってやつです。

 

じゃ、優秀な人間が働きやすい環境を作れば

いいのでしょうか?

 

■企業の模範解答①

イノベーションを起こす組織風土の改善や、

ダイバーシティによる多様な価値観を持つ

優秀な人材の獲得と定着が必要。

 

そのため、

採用における優秀な人材の獲得を有利に進めることや、

社員のモチベーション向上による定着化と、

効率的に成果を上げることなどへのニーズは

高まっている。」

 

無理ゲーですよね笑

 

多様な価値観とはいいながら、

殆どの会社が、

「出る杭は打つ」組織風土では

ないでしょうか。

優秀な人が変人扱いされ、定着しない。

 

モチベーション向上=優秀でも無能でも、

そんなに給料変わらないですよね。

イノベーション起こしても給料上がらない。

 

ならなんで炎上するのがわかってて

積極的にアイディアだすのよ笑

給料変わらないのよ?

ストレスなだけじゃん!

っていう話ですよね。

 

効率的に成果を上げても、

お給料に成果は反映されません。

■模範解答②

「プロジェクトを起ち上げて、

優秀な社員を集めて議論を繰り返します。

 また、経営者が自ら改革の旗手となって

斬新なビジネスモデルを編み出します。」

 

無理ゲーでしょ。

 

イノベーションは、

多くの人の考えを集めたり、

調査を繰り返したり、

多数決をしたりする今までのやり方からは

生まれません。

 

繰り返しですが、

卓越したビジネスプランは、

個人の頭のなかから生まれることの方が

多いのです。

 

なのに、社内プロジェクト起ち上げなんて、、

確実に炎上します。

 

現状に疑問を抱き、

物事を批判的に捉え、

問題解決のために、

自ら行動するような、

優秀な社員、

つまり、

従来の基準に照らせば

「疎ましい」人材を集めると

炎上します。

 

自分の会社で優秀社員を集めたプロジェクト、

どうなってますか?

ほとんど炎上するか、

中途半端になってません?

 

たまーに、ビジョンとかが偶然最初から

共有されていると、

大成功を収めたりしますけどね。

 

(全然違うたとえですが、

たとえばLUNA SEAは、全員がイノベーターで、

全員がビジョンを共有しているいい例だと思います。


LUNA SEA - ROSIER

普通、ああいうスーパースターを集めても、

崩壊して終わりですが、

あれが奇跡ですね。

大成功するバンドとかで考えてみると

わかりやすいかも。)

 

そもそも斬新なビジネスモデルを

編み出せるなら、

経営者はとっくにやってるはずっす。

 

■なぜ無理ゲーばかりなのか。

 

たぶん、現在の企業の姿が、

効率を追求するために最適化された

人材、組織、文化として

完成されているからだと思います。

 

例えばマニュアル作成なんて、

まさに効率化の追求ですよね。

 

■んじゃどうするのよ

 

パレートの法則ってご存知ですか?

パレートの法則とは、

ある事象の2割が、

全体の8割を生み出している

という状態を示す経験則です。

 

てことは、

社内の2割の優秀な人材を、

社外の優秀な人材と引き合わせたら、

どうなるのか?

 

次回へ続く。